企業の管理能力
工程管理は計画どおりやらないと大変なことになります。
きちんとやりさえすればよく、そうすれば計画どおりになるはずだという考え方は根強く生きています。
しかし、計画というものの本質を突き詰めていくと、計画外れ、すなわち"当て外れ"が起こるはずのものであることがわかります。
計画を立て、計画にもとづいて準備し、実行していく際に、"当て外れ"が発生します。
"当て外れ"が発生すれば、計画どおりに強行したら結果が悪く、計要変更したらいろいろな無駄が起こります。
どちらで実行することになっても、期待外れになるのです。
そこで、"当て外れ"が起こらないようにと考え、いろいろの手を打つことになります。
この手段として多く用いられるのは、予測を細密にすること、計画を細密にすること、それらの精度を上げようとすることです。
また、"当て外れ"が起こるのは、上記の細密度・精度が歪のためであり、これらを充分にすれば、"当て外れ"は予防され、きちんと計画どおりになるはずであると思い込まれている傾向が強いです。
さらに多くの場合、実行に際して計画への忠実さが不足のため、計画通りにならないので、ごく厳重で細密な統制をすべきであるという考え方も強いです。