あとあるセンター・・・その2
リンカーン・センター
ロックフェラー・センターにはじまって、国連本部、メトロポリタン美術館までもが彼の援助によって拡張されています。
そんなロックフェラーのイニシアチブで、リンカーン・センターが着工されたのは1959年のことです。
建築の指揮をとったのは、国連ビルなどロックフェラーの関わった建物を多く手掛けてきたウォーレス・K・ハリソンWallaceK.Harrisonでした。
当時はどちらかというと低所得者の多く住んでいたさびれた一角だったこの場所は、こうしてモダンな劇場群として生まれ変わります。
リンカーン・センターの建設にあたって、取り壊された建物の数は188棟、移転を余儀なくされた家は1647軒にのぼったといわれています。
完成以来リンカーン・センターは、ニューヨークの音楽活動の拠点として、注目されてきました。
すぐ横にあるジュリアード音楽院も、そうしたセンターの威容に花を添えています。